ENVIRON
トピックス|2026.09.13 公開

9月の紫外線はどのくらい強いのか ― 気象庁のデータと、秋に見直したいエンビロンのサンケア

日差しがやわらぐ9月、紫外線対策は続けるべきでしょうか。気象庁の観測データ(つくば)では、9月の紫外線の強さは4月を上回り、5月に近い水準です。環境省のマニュアルとエンビロン公式の案内をもとに、9月の紫外線の実際と、秋に見直したいサンケアのポイントを整理します。

9月に入り、真夏の強い日差しがやわらいでくると、紫外線対策もひと区切りのように感じられるかもしれません。

一方で、エンビロン公式のサンケアページでは「紫外線は季節や天候に関わらず、日常の中で肌に影響を与える外的要因のひとつです」と案内されています。

では、9月の紫外線は実際にどのくらいの強さなのでしょうか。気象庁の観測データと環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」で確かめたうえで、エンビロン公式のサンケアの考え方と、秋に見直したいポイントを整理します。

※ 本記事中の記号 * は、公式表記にならい成分の位置づけを示すものです。

9月の紫外線は、4月より強く5月に近い

気象庁は紫外線の強さを「UVインデックス」で公表しています。気象庁の説明では「紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したもの」です。

次の表は、茨城県つくば市で観測された日最大UVインデックス(1日のうち最も高かった値)の月平均値です(2022〜2025年)。

2022 2023 2024 2025
4月 5.1 5.9 4.6 4.9
5月 5.6 6.5 5.6 5.0
6月 6.6 6.4 6.1 7.0
7月 7.3 8.2 7.4 8.5
8月 7.6 8.8 7.8 7.7
9月 5.6 6.2 5.9 6.0
10月 3.5 3.8 3.6 3.4

出典: 気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の月平均値の数値データ表」(つくば)

9月の値は5.6〜6.2で、4年とも4月を上回っています。2005年から2025年までの21年分で見ても、9月が4月を下回ったのは2021年の1回だけです。21年間の平均は4月が4.85、5月が5.76、9月が5.46で、9月は4月と5月の間の強さにあたります(平均値は気象庁の数値から当サイトが算出)。

環境省のマニュアルも、私たちが浴びる紫外線の特徴として「1年のうちでは春から初秋にかけて強い」とし、4〜9月の紫外線量が1年間のおよそ70〜80%を占めるとしています。

同じマニュアルで紹介されているWHOの区分では、UVインデックス3〜5が「中程度」、6〜7が「強い」で、この範囲では「日中は出来るだけ日陰を利用しよう。出来るだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。」とされています。9月の月平均値(5.6〜6.2)も、10月の月平均値(3.4〜3.8)も、この範囲に入ります。

月平均値なので日によって値は上下し、地域によっても異なります(環境省のマニュアルでは、紫外線は「一般に北から南へ行くにしたがって大きくなります」とされています)。

「涼しくなったら日焼け止めはお休み」は、データと合わない

エンビロン公式のジャーナルでは、「紫外線量は4月頃から増加し、5〜6月にかけて急激に高まる傾向が示されています」として、夏になる前からの紫外線対策が勧められています。ここまで見たとおり、9月の紫外線はその4月を上回る強さです。

「涼しくなったから」「日差しがやわらいだから」という感覚だけで紫外線対策をやめると、実際の紫外線の強さとずれてしまいます。

天気についても同様です。環境省のマニュアルが紹介しているWHOの「紫外線のうそ・ほんと」では、「曇った日には日焼け(サンバーン、サンタン)をしない」は「間違い」とされ、「薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します」と説明されています。

エンビロン公式は、紫外線対策を毎日の習慣と位置づけている

エンビロン公式のサンケアページは「紫外線対策は、毎日のスキンケア習慣のひとつ。」という言葉から始まり、「SPFやPAといった指標に加え、毎日心地よく使い続けられることも大切だと考えています」と案内しています。

紫外線は、エンビロンがスキンケアの中心に置くビタミンA*とも関係づけて説明されています。「エンビロンの科学」ページでは「ビタミンA*は、紫外線によって壊されてしまう性質があるので、毎日のスキンケアに取り入れることが大切です」とされ、モイスチャーシリーズやC-クエンスシリーズの公式説明にも「紫外線ダメージを受けた肌をすこやかに保つ」ビタミンAの配合が記載されています(*整肌成分)。

ビタミンA配合製品を朝に使う場合は、日焼け止めの併用が前提です(朝(日中)にビタミンA製品を使っても大丈夫ですか?)。

エンビロンのサンケア製品と、公式の選び方(2026年9月時点)

公式サイトのサンケアページでは、次の3製品が案内されています(SPF・PAは公式の製品情報の表記)。

  • ラドアクティブエンリッチドサンクリーム(25ml/100ml): SPF20/PA+++。100mlは「毎日たっぷり使いたい方」、25mlは「まず試したい」「持ち運びたい方」向け
  • ラドシールドミネラルサンスクリーン: SPF15/PA+++。「ミネラル系のUVケアを選びたい方」向け
  • ラドエンリッチドサンクリーム: SPF15/PA+++。「これまでもご愛用の方」向けで、「在庫限り」と案内されています

ラドアクティブエンリッチドサンクリームは当サイトに製品ページがまだないため、詳細は公式サイトで確認してください。

SPFとPAの意味について、エンビロン公式のジャーナルでは「SPFは主にUVB(紫外線B波)に対する防御効果の目安です。PAはUVA(紫外線A波)に対する防御効果を示す指標です。」と説明されています。

数値の選び方については、環境省のマニュアルに次の説明があります。

  • 「日常の洗濯物を干したり買い物をしたりするためならば、それほど数値の高くない日焼け止めで十分です。」
  • 「紫外線の強い季節にかなり長時間戸外に出る場合(炎天下でのスポーツ、ハイキング、海水浴など)には高い効果を持つものを、海やプールなど水に入る場合には耐水性の高いものを使いましょう。」

エンビロンの3製品は、公式説明ではいずれも日常生活での使用を想定した書き方になっています。ラドシールドミネラルサンスクリーンとラドエンリッチドサンクリームは「日常生活での日焼けによるシミ・そばかすを防ぎます」、ラドアクティブエンリッチドサンクリームは「毎日の生活紫外線対策に」と案内されています。屋外で長く過ごす予定があるときの選び方は、購入するサロンで相談してください。

秋に見直したい4つのポイント

1. 使うかどうかを「季節」ではなく、その日の過ごし方で決める

エンビロン公式のジャーナルでは、「日差しの強さだけで使用を決めるのではなく、『今日、肌のどこが露出しているか』を基準にすると、その日の服装や予定に合ったケアを選びやすくなります」と紹介されています。

2. 首・デコルテ・手の甲まで塗る

同じジャーナルは、デコルテについて「『夏になったら塗る』ではなく、朝、鏡の前でその日の服装を確認し、見えている範囲までUVケアを広げる」ことを勧めています。手は「手洗いや水仕事、摩擦などによって日焼け止めが落ちやすい部位」とされ、外出前などに塗り直すことが挙げられています。

3. 手元の日焼け止めの開封時期を確認する

ラドシールドミネラルサンスクリーンとラドエンリッチドサンクリームの公式の使用方法には、「開封後の使用期限:12週間」と記載されています。たとえば6月15日に開封したものは、9月7日で12週間(84日)になります。夏の初めに開けたものが残っていたら、開封時期を確認してください(開封後はいつまで使えますか?)。

また、ラドエンリッチドサンクリームは公式サイトで「在庫限り」と案内されています。使い切ったあとにどの製品に切り替えるかは、購入したサロンに相談しておくと安心です。

4. 夏を越した肌の状態を、サロンで見てもらう

エンビロン公式は、ステップアップシステムの案内の中で「カウンセリングを通じて肌を定期的にチェックしましょう」と呼びかけています。季節の変わり目は、今の製品が今の肌に合っているかをサロンで確認してもらうきっかけになります。ビタミンAの濃度をどう進めるかも、自己判断ではなくサロンと相談して決めてください(ステップアップはいつ・どうやってすればいいですか?)。

日やけのあとに赤みやヒリつきが続くなど肌の状態が気になる場合は、自己判断でケアを増やさず、皮膚科医に相談してください。ビタミンA配合製品を使っていて、赤み・乾燥・皮むけなどが強い場合や長く続く場合は、使用を中止し、購入したサロンまたは皮膚科医に相談してください(皮むけ・赤みが強いときはどうすればいいですか?)。

サンケア製品だけを取り入れたい場合は、サンケア製品だけを使ってもいいですか?もあわせてご覧ください。


本記事の紫外線に関するデータは、気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の月平均値の数値データ表」(つくば、2026年9月13日閲覧)および環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」によります。21年間の平均値は、気象庁の数値をもとに当サイトが算出したものです。エンビロン製品に関する記載は、株式会社プロティア・ジャパン(エンビロン日本正規総代理店)の公式サイト(サンケアページ、「エンビロンの科学」「ステップアップシステム」の各ページ、ジャーナル記事)と、同社が公開している製品データ(2026年9月時点で取得)に基づいています。効能に関する表現は公式表記の転記であり、当サイトによる書き換えはしていません。製品の販売状況は変わる場合があります。当サイトは非公式のポータルです。

文・監修: environ.salon 運営事務局

RELATED QUESTIONS

RELATED PRODUCTS